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It's automatic.

2017年 3月 28日 火

多くの人が誤解しているなあ、と感じることがあります。

「英語は難しい」という思い込みのことです。

難しく考えるから難しく感じるだけなんじゃないかな、と思ってしまいます。

あくまで中学校レベルの話ですけどね。

 

たとえば、日本語で感謝の気持ちを述べるときに

(いやぁ、とても嬉しいことをしてもらったな。こんな素晴らしいことは滅多にあるもんじゃない。このようなことが「ある」こと自体が難しいことだ。つまり「有り難い」ことだな。だから「ありがとうございます」って言うか。)

などと考えることはないですよね。

 

同じように英語でも

(感謝の気持ちを伝えるぞ。わたし、つまり "I" は感謝している。 "thank" しているわけだ。現在形で一人称だからそのまま "thank" でいいぞ。そして感謝している対象は話している相手だから、目的語は二人称の "you" で、ええと、目的格は…そのまんま "you" だな。だから "I thank you" って言おう。いやいや、ちょっと待て。この場合は慣例的に主語を略すのが普通だな。よし! "Thank you" って言うぞ。)

とか思いながら話す人はいません。

こんなことをしていたら難しく感じて当然ですよ。

 

「ありがとう」だとか "Thank you" だとか、こういうレベルのことは考えなくても自動的に言えるのが普通です。

そして中学校レベルの英語なら、すべてこのレベルに持っていけるはずです。

 

ある映画の冒頭のシーンから、子供同士のとても簡単なやり取りを紹介します。

うろ覚えなので少し違うかもしれませんが、レイチェルちゃんという女の子をブルースくんという男の子が追いかけています。レイチェルちゃんは手に何かを持っているようです。

 

ブルース: Rachel, let me see! (レイチェル、見せて!)

レイチェル: Finders keepers! (見つけた人のものだよ!)

ブルース: In my garden. (僕の家の庭でね。)

(このあとレイチェルちゃんの手からブルースくんが何かを奪って、"Finders keepers!" と言いながら走っていって井戸に落ちます。)

 

一行目は、難しく考えると・・・使役動詞の "let" に代名詞の目的格と動詞の原型を並べて「誰々に何々をさせる」という文章ですが、そんなふうには考えずに「"let me see" は "見せて" っていう意味」とおぼえておけば、このフレーズは使えます。便利なヤツです。一時期はやった「レリゴー」もこのパターンですね。

 

二行目は正確には "Finders are keepers" だけど、慣例的にareを省略しているのでしょう。finders(見つけた人)= keepers(所持する人)だ、と言っているだけです。

自分ひとりのことなのに複数形なのは、おそらく「一般論としてこうですよ」というようなことを言っているのだと思います。細かいことは知りませんが、この表現もよく使われるので、ゴチャゴチャ考えずにおぼえてしまいましょう。

 

三行目は、レイチェルちゃんの「わたしが見つけた」という主張に対して「(きみがそれを見つけたのは)僕の家の庭で」ということなので "You found it" ぐらいの内容が省略されているのでしょうか。こういう感じの言い方もおぼえておくと、いちいち「○○が××したのは」などと何度も言わなくて済むので便利です。

 

うん、難しく考えるのは面倒くさいです。

 

最終的には全部「おぼえておくといいですね」みたいになってしまいました。

いや、「なってしまいました」も何もただの言葉ですから、おぼえておけば使えるのは当然ですよね。逆に言えば、おぼえていなければ使えなくて当然です。

そして、自分で使えるフレーズなら、多少スピードが速くても当然のように聞き取れます。たくさんのフレーズをおぼえておくことこそが、最大のリスニング対策です。

 

こんなふうに、使えるフレーズを少しずつ増やしていけばいいだけなのに、ほとんどの人がそうしようとしません。

そして、やらない人に限って「英語は難しい」とか言います。

そりゃあそうでしょう。

戦わない人間が勝てる相手なんて、どこにもいませんよ。

 

中学校ぐらいのレベルなら、やる人とやらない人の差が、できる人とできない人の差に直結します。

どちらがいいかは自分で選んでください。

 

やると決めたらやればいいだけ。

やらないと決めたらやらなければいいだけ。

簡単ですね。

ラプソディ・イン・レッド・オーシャン

2017年 3月 01日 水

レッド・オーシャンという言葉があります。

 

ビジネスの世界で、競争の激しい職種や地域などを表現する言葉です。

ライバルが多く、常に血で血を洗うような戦いを強いられることから、赤い海という言い方になったのでしょう。

対義語はブルー・オーシャンです。のびのびと自由に動き回れる様子が目に浮かぶような言葉です。

 

ビジネスにおいてどちらが有利とかどちらが良いとかは、一概には言えません。

競争が激しい領域で必死に自分を磨いて、成長の末に戦いに勝利すれば、大きな収益を上げることもあるでしょう。消耗戦に敗れて何もかも失うことも当然あります。

誰も思いつかなかった方法で、一躍その業界のトップに躍り出ることもあれば、「独自性を磨いて未開拓の領域にチャレンジする」と意気込んではみたものの、最初から本当に誰一人として必要としていない市場だからこそ手付かずのまま残っている、ということもあるかもしれません。

あくまでビジネスの世界では、という話です。

 

勉強の世界にも、このレッド・オーシャンが存在しているのではないかと、最近考え始めました。

競争が激しい…と言っても入試の倍率などではなく、限られた時間をたくさんの教科で奪い合うような奇妙な勉強法のことです。その方法のことを「受験勉強」と呼んでいる人も少なくないようですが、こちらは百害あって一利なしと感じてしまいます。

 

小学校までは遊ぶのが大事、中学校に入ったら部活が大事、3年の夏に部活を引退してから「さあ勉強」と張り切ったところで、できることは限られていて当然です。

ほかの人たちが何年間も努力してきたことを、今まで努力してこなかった人が、半年ぐらいでどうこうしようと考えるほうが間違っています。

 

ではどうすればいいか。いろいろな考え方があると思いますが、私が当事者なら教科を絞ります。

どの教科に絞るのがベストなのかは、人によるので断言できません。時間がないことを考えると、せめて少しは自信があるとか、少しは好きになれそうとか、そういう基準で選ぶしかないでしょう。全部やろうとすると、かえって何もできないことになってしまいます。

 

楽なのは英語かな、と個人的には思います。

さいたま市で使っている開隆堂のSunshineの場合、1年生の教科書の本文を私がゆっくり音読して8分3秒でした。

8分で1年分の復習ができる教科は、ほかにはないでしょう。発音が分からなければCDを買えばいいだけですし、和訳なんかはどうにでもなります。

当然ですが1日に10回復習しても2時間もかかりません。1ヶ月で1年分を300回読めば、文法なんて後からついてきます。単語のスペルもイヤでもおぼえてしまいます。いかに自分が今までサボっていたのか分かることでしょう。

2年生の教科書では同じことをするのに18分ほどかかりますが、それでも2時間で5回は読めるはずです。

 

15年間も錆びつかせてきた能力ですから、まずは簡単なこと、やりやすいことから始める以外には方法はありません。5教科すべて一気に詰め込もうなんて、夢のまた夢だと考えてください。

困難に立ち向かうときこそ真価を発揮できる、というのならばそれでいいですけど。

 

ただ、本当はそうなる前に努力するべき、させるべきです。

 

塾の生徒を見ていると、小学生は定期テストも部活もないせいか、実に自由にのびのびと勉強しています。中学校の範囲を先取りしていても、余裕があるためか一つ一つのことをしっかり理解しようとじっくり時間をかけています。

あまり無理に先に進めるつもりはないのですが、ときには本人がどんどん進めたがってこちらがブレーキをかけることさえあります。

小学校の5年生から英語を始めれば、中学校に入る前に英検3級を取得することも夢ではありません。

別に検定を取ることは重要ではありません。大事なのは、それだけの能力が身についているということです。

 

知ることの楽しさ、分かることの面白さというようなものが、この世界には確かに存在します。

そういうものを感じられないような勉強のしかたが、勉強嫌いな子どもたちを作るのでしょう。

 

つい何日か前に小学生たちが勉強する姿を見ていて、「ブルー・オーシャン」という言葉を思い出したので、その逆の勉強法について今日は考えてみました。

 

受験勉強というものをすべて否定するつもりはありません。

ただ、その前にやるべきことがたくさんあるにもかかわらず、それを理解していない人が多すぎるように思えてなりません。

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